北水会グループ運営の北水会記念病院

通所リハビリテーション

当院での通所リハビリテーションは、医師の指示と通所リハビリテーション計画に基づき、在宅で生活をされている利用者様の日常生活動作能力や、身体機能の維持・改善、在宅生活の自立支援、介護者の負担軽減などを目的にリハビリテーションを提供しています。

また、通所リハビリテーションにおける契約・計画・家屋評価などを総合的に担当スタッフと相談員が行います。通所リハビリテーション部門では実際に利用者様の退院後の経過を追ってみる事ができ、在宅生活に必要となる問題点に対し即座にアプローチを行なうことができます。

対象疾患

回復期退院後の脳血管疾患や骨折、他院からの紹介、整形疾患術後や内部疾患・特定疾患の方など多岐に及びます。

スタッフの1日の流れ(一例)

8:30~ 朝礼 今日の1日の業務の確認と利用者様の情報の共有を図る時間となっています。
8:40~ リハビリテーション介入

カンファレンス

今後の方向性や利用者様の状態を話し合い、治療・リハビリテーション計画を作成します。

12:00~ 昼休み  
13:30~ リハビリテーション介入

家屋評価

ご家族・本人様、ケアマネジャーと相談のもと担当PT・OT・STが実施します。手すりの有無・段差・ADLを確認いたします。
18:00 業務終了  

新人教育体制

4月は見学を中心に行っていき、徐々に代診でのリハビリテーションの実施をしていきます。その後、数名の担当・副担当を受け持つようになり徐々に介入する利用者数が増加していきます。

部門内研修では「通所リハビリテーションの概要」、「接遇勉強会」などといった研修を実施しています。また、茨城県理学療法士学会・水戸ブロックでの症例発表や「日本通所ケア学会」・「日本デイケア学会」等への学会参加も行なっています。さらに定期的に院内勉強会が開かれ、院外の勉強会にも参加可能なためスキルアップを図っていくことができる環境となっています。

リハビリテーション環境

通所リハビリテーションは主に、第二リハビリテーション室で行われます。第二リハビリテーション室は大きな窓で囲われ、光の入る明るい空間となっており、毎日活気の溢れる環境でリハビリテーションが行われています。トリート6台、セパレート3台、プラットホーム3台、OT室と設備も充実しており物理療法機器などのリハビリテーション機器も充実しております。

スタッフ紹介

先輩からのコメント

2014年6月にスタートした通所リハビリテーションは、現在300名以上の利用を頂いております。短期集中期間は、1回の介入が40分、その他1日60分の介入を行い、利用者様の自立支援を考え、セラピスト一同、日々奮闘しております。今後の医療保険法の改定を見据えれば、通所リハビリテーションの需要はますます拡大すると考えます。

通所リハビリテーション主任 理学療法士 小西功人(経験年数11年目)