水戸股関節センターのご紹介

 北水会記念病院では2010年4月より股関節を中心に手術経験を積んだ医師により水戸股関節センターを開設いたしました。当センターでは、股関節手術に熟練した医師と豊富なリハビリテーションスタッフにより、全国的にも最先端の治療を行います。対象疾患は変形性股関節症臼蓋形成不全大腿骨頭壊死股関節リウマチ、人工股関節のゆるみ、急速破壊型股関節症、股関節唇損傷、FAIなどをはじめ、諸々の股関節痛を伴う疾患です。当センターでは最小侵襲手術(MIS)での人工股関節全置換術、人工股関節再置換術、各種骨切り術などを行っております。

 昨年度の手術実績は人工股関節372例、人工股関節再置換15例であり、茨城県内では、他に追随を許さない手術件数を行っております。

 特に人工股関節全置換術最小侵襲手術(MIS)を原則として行っており、これにより早期回復、早期社会復帰を可能にするだけでなく、ほとんどの方がいわゆる脱臼肢位、禁忌肢位もなく生活することが可能となりました(もちろんしゃがみこみ、正座など和式の生活も可能です)。センター長である平澤は、その豊富な経験(10年間で1,500例超の最小侵襲人工股関節手術執刀)を生かし、最先端の手術と早期のリハビリテーションにより、痛みをとることだけでなく退院後の生活を早期に不自由なく過ごすことを目標に治療に当らせていただきます。

センター長 平澤 直之

 昨今医療の世界では専門化が進んできておりますが、整形外科の分野も例外ではありません。古くは漫画でいうブラックジャックのように脳外科から、腹部外科、胸部外科、整形外科、形成外科まで万能だった外科医もいたようですが、科学技術の発展と医療分野の細分化とともに、整形外科の分野内でも専門化が進んでおります。現在多くの病院で人工股関節全置換術が行われておりますが、手術をするだけなら経験が未熟でも可能です。しかし外科医の熟練度により明らかに術後の回復の早さ、術後脱臼の確率、人工関節の寿命が異なります。後述しますが、我々の施設で人工股関節置換術を行う限り、「術後してはいけないこと」「退院後の制限」は原則として一切設けません。当センターでは、医師をはじめ、看護師、リハビリテーションのスタッフが股関節疾患に特化して治療にあたるようにしているため、股関節疾患に関しては全国で最先端の治療を、自信を持って提供させていただきます。

当院においては、先進的な股関節医療を普及させるため、整形外科医及び手術室看護師の手術見学を受け入れております。
開院以来、多くの施設からのご要望があり、当院の手術を見学していただいております。茨城県のみならず、全国に先進的な手術治療が普及し、ひいては患者さんに裨益することが我々の願いです。

● 当院にて手術見学した施設(順不同)
< 茨城県内 >
  • 水戸赤十字病院
  • 水戸医療センター
  • 水戸協同病院
  • 大久保病院
  • ひたちなか総合病院
  • 勝田整形外科病院
  • 守谷第一病院
  • 土浦協同病院
  • 県北医療センター
< 茨城県外 >
  • あわじ医療センター(兵庫県)
  • 東京医科歯科大学病院(東京都)
  • さっぽろ病院(北海道)
  • 聖隷佐倉病院(千葉県)
  • 弘前記念病院(青森県)
  • 玉名中央病院(熊本県)
  • 苑田会人工関節センター病院(東京都)
  • 森山記念病院(東京都)
  • 聖路加国際病院(東京都)
  • 市立青葉病院(千葉県)
  • JCHO湯河原病院(神奈川県)
  • 総合花巻病院(岩手県)
  • 岩手医科大学付属花巻温泉病院(岩手県)