水戸股関節センターのご紹介

 北水会記念病院では2010年4月より股関節を中心に手術経験を積んだ医師により水戸股関節センターを開設いたしました。当センターでは、股関節手術に熟練した医師と豊富なリハビリテーションスタッフにより、全国的にも最先端の治療を行います。対象疾患は変形性股関節症臼蓋形成不全大腿骨頭壊死股関節リウマチ、人工股関節のゆるみ、急速破壊型股関節症、股関節唇損傷、FAIなどをはじめ、諸々の股関節痛を伴う疾患です。当センターでは最小侵襲手術(MIS)での人工股関節全置換術、人工股関節再置換術、各種骨切り術などを行っております。

 昨年度の手術実績は人工股関節227例、人工股関節再置換9例であり、茨城県内では、他に追随を許さない手術件数を行っております。

 特に人工股関節全置換術最小侵襲手術(MIS)を原則として行っており、これにより早期回復、早期社会復帰を可能にするだけでなく、ほとんどの方がいわゆる脱臼肢位、禁忌肢位もなく生活することが可能となりました(もちろんしゃがみこみ、正座など和式の生活も可能です)。センター長である平澤は、その豊富な経験(10年間で1,500例超の最小侵襲人工股関節手術執刀)を生かし、最先端の手術と早期のリハビリテーションにより、痛みをとることだけでなく退院後の生活を早期に不自由なく過ごすことを目標に治療に当らせていただきます。

センター長 平澤 直之

 昨今医療の世界では専門化が進んできておりますが、整形外科の分野も例外ではありません。古くは漫画でいうブラックジャックのように脳外科から、腹部外科、胸部外科、整形外科、形成外科まで万能だった外科医もいたようですが、科学技術の発展と医療分野の細分化とともに、整形外科の分野内でも専門化が進んでおります。現在多くの病院で人工股関節全置換術が行われておりますが、手術をするだけなら経験が未熟でも可能です。しかし外科医の熟練度により明らかに術後の回復の早さ、術後脱臼の確率、人工関節の寿命が異なります。後述しますが、我々の施設で人工股関節置換術を行う限り、「術後してはいけないこと」「退院後の制限」は原則として一切設けません。当センターでは、医師をはじめ、看護師、リハビリテーションのスタッフが股関節疾患に特化して治療にあたるようにしているため、股関節疾患に関しては全国で最先端の治療を、自信を持って提供させていただきます。