当院では、疼痛を訴える方や、退院後も継続が必要な方に、外来でリハビリテーションを提供しています。また、近隣の医療機関からの紹介により受診される患者様もいらっしゃいます。患者様の年齢層は若年者~高齢者まで様々です。
外来リハビリテーションの目的は
❶ 疼痛緩和を図りながら筋力の回復・関節の動きの改善・歩行能力の改善
❷ 社会生活範囲の拡大・日常生活能力の向上
❸ 活動低下の予防
❹ 発症・外傷後のリハビリテーション
❺ 身体機能、日常生活活動、高次脳機能などの定期評価
などがあります。
対象疾患
運動器疾患8割(約半数は股関節疾患)・脳血管疾患2割です。
当院では変形性股関節症、変形性膝関節症、肩関節疾患の保存療法の症例が最も多くなっています。また、それぞれの術後の患者様も増加傾向にあります。さらに、スポーツでのケガによる患者様も多くなっています。整形疾患のみならず、脳卒中などの中枢疾患の患者様も多く、幅広い疾患をみることができます。
スタッフの1日の流れ(一例)
8:30~ | 朝礼 | |
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8:40~ | リハビリテーション介入 |
|
12:00~ | 昼食 | |
16:00~ | リハビリテーション介入 | |
15:00~ | 計測 | 計測や、装具・車椅子の作成などの業務があります。 |
16:00~ | リハビリテーション介入 | 施設の利用者様のリハビリテーションも実施しています。 |
17:30~ | スケジュール調整 | 週に1回17:30から、来週の予定を調整するスケジュール調整が行われます。 |
18:00 | 業務終了 |
新人教育体制
まずは副担当として介入し先輩のPTと一緒に1つの症例をみていくため、徐々にスキルアップをしていく事が出来ます。また、先輩のPTが新人向けに勉強会を月に複数回開催しています。研修会参加による伝達講習会の開催回数も非常に多く、様々な手法を学ぶ事ができるとても魅力的なセクションとなっています。
リハビリテーション環境
外来のリハビリテーションは主に第二リハビリテーション室で行われます。第二リハビリテーション室は大きな窓で囲われ、光の入る明るい空間となっており毎日活気の溢れる環境でリハビリテーションが行われています。トリートメントテーブル6台、セパレート3台、プラットホーム3台、OT室と設備も充実しており物理療法機器などのリハビリテーション機器も充実しております。外来チームは外来以外にも入院の患者様のリハビリテーションも行います。そのため中枢疾患・整形疾患と幅広く経験を積むことが出来るためスキルアップをしたいと考える方には最適の環境です。
スタッフ紹介
先輩からのコメント
当院の外来リハビリテーションでは、整形外科疾患を中心に保存療法の肩関節疾患や股関節疾患、膝関節疾患、また、THAやTKA、RSA、ARCRなど術後の患者様に対してリハビリテーションを実施しております。
定期的な勉強会はもちろん、スタッフ一人ひとりが自己研鑚に努めているため、多くのことを学び、経験を積むことが可能です。
ご興味がある方は是非見学にお越しください。
外来リハビリテーション 理学療法士