一度獲得された言語機能(聞く・話す・読む・書く)に問題が生じる失語症や舌などの麻痺や手術により発音が困難となる構音障害、口から食べることが困難となる障害を持った方に対して訓練を行います。
また、自閉症等の発達障害のある幼児・児童に対しても訓練を行い、言葉の獲得を目指しリハビリテーションを行います。
取扱症例
高次脳機能障害、失語症、認知症、嚥下障害、構音障害、発達障害(自閉症スペクトラム、機能性構音障害)等
言葉の教室
こどもの発達障害対応支援事業の一環として、言語発達やコミュニケーション能力の遅れのある幼児や児童、不安や悩みを感じている保護者に対して相談や訓練等を行っております。
スタッフの1日の流れ
8:30 | 朝礼 | 今日の1日の業務の確認と患者様の情報の共有を図る時間となっています。 |
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8:40~ | 言語療法 | 外来・通所 訓練 |
12:00~ | 昼食 | 摂食・嚥下訓練 嚥下障害を持った患者様に対して評価や食事介助を行っています。 |
13:30~17:30 | 言語療法 | VF外来 小児外来 |
リハビリテーション環境
当院では、個室が3部屋、小ホール1つの計4つの言語療法室と、小児言語室を2部屋完備しております。多くの検査道具や教材を揃えており、失語症から高次脳機能障害、構音障害、嚥下障害まで様々な疾患に対応しております。
スタッフ紹介
先輩言語聴覚士からのコメント
当グループは回復期を中心として急性期から維持期まで幅広いステージが整っております。また、1年目から20年目を超えるスタッフが計20名以上在籍しており、経験豊富な先輩たちから指導を受けられる環境があります。最近では、小児部門やドライブシミュレータの運転評価にも力を入れており、地域に密着したリハビリテーションを目指しております。ST科内の雰囲気も明るく、他部門とのスポーツ大会、飲み会など余暇活動も大切にしております。どうぞお気軽に見学にいらしてください。
回復期リハビリテーション 言語聴覚士
新人言語聴覚士からのコメント
プリセプター制度により、先輩STとのマンツーマン指導で、分からないことや不安に思っていることについて気軽に相談できます。またSTのスタッフ数が多いので、幅広い知識や介入の方法を学べる機会があります。若いスタッフが多く在籍しているため、雰囲気も明るく活気があり、仕事をするには非常にいい環境です。また小児外来も行っており、小さいお子さんから高齢者の方まで幅広いリハビリテーションを提供することができ、更なるスキルアップを図れる職場となっています。
外来リハビリテーション 言語聴覚士