当院は人工股関節手術が444件と茨城県内1位(2018年度実績)であり、近年では、膝関節疾患にも力を注いでいます。人工膝関節手術では、手術後の回復に重要である筋肉を、全く切開しない方法(Subvastusアプローチ)を採用しています。また、手術の見学を通して医師からのリハビリテーションに対する注意事項やアドバイス等も得られ、股関節疾患にて県内トップクラスのリハビリテーションを提供しています。さらに、理学療法士の人員が他の医療機関と比べても充実しており、最先端の手術に関する知識や技術を学べる環境です。
対象疾患
術後急性期の人工股関節、人工膝関節などの整形疾患が主となります。また、脳梗塞・脳出血の急性期や内科疾患による廃用症候群、骨折の患者様も対象としています。
スタッフの1日の流れ(一例)
8:30~ | 朝礼 | |
---|---|---|
8:40~ | リハビリテーション介入 離床評価、入浴評価など |
術後翌日に離床評価を実施します。病棟内の移動手段の検討や術創部の腫脹管理指導などを行います。 |
12:00~ | 昼食 | |
13:30~ | リハビリテーション介入 手術見学 カンファレンス 術前評価など |
手術見学では、THA・TKAの見学が主です。 術前評価では、手術前日に患者様の身体機能や能力(歩行・バランス・筋力・関節可動域など)を評価します。 |
18:00 | 業務終了 |
新人教育体制
リハビリテーション環境
第一リハビリテーション室、第二リハビリテーション室、ベッドサイド等で行います。第一リハビリテーション室にはプラットホーム14台、セパレート4台、作業テーブル2台、レッドコード2台、物理療法機器、和室、入浴キット、階段昇降キットなどがあり、リハビリテーション機器も充実しています。
スタッフ紹介
先輩からのコメント
一般病棟は、股関節や膝関節、肩関節疾患術後の患者様をはじめ、脳血管疾患や内部疾患などの様々な患者様に対してリハビリテーションを行っています。また、学会などに発表する研究の実施や多くの研修会に参加し、各セラピストは常に自己研鑚をしています。日々セラピスト同士で切磋琢磨し、患者様により良いリハビリテーションを提供できるよう多職種との連携を重視しているため、とても環境の良い職場です。
急性期病棟リハビリテーション 理学療法士