急性期リハビリテーション
急性期リハビリテーションとは
急性期リハビリテーションは、人工股関節、人工膝関節術後の整形外科疾患を中心に、脳血管疾患を含め、内科、外科など多様な疾患に対応しています。特に整形外科疾患においては、専門医と密に連携し、患者様の機能を最大限に回復させるよう努めています。早期のリハビリテーションにより、痛みをとることだけでなく退院後の生活を不自由なく過ごすことを目標としています。また、脳血管および内科的疾患による廃用症候群の患者様に対して嚥下評価・訓練を行い、機能の向上・維持を図ります。飲み込みにくさやご家族から食事介助のしにくさを訴えられた方に対して、患者様の状態に合わせて嚥下造影検査(VF)を行い、より良い食形態や介助方法を提案するとともに、機能向上を目指します。
患者様の1日の流れ
治療時間:手術後患者様の場合…理学療法 最大2時間(午前1時間、午後1時間)
平日のみでなく土曜日・日曜日・祝日の365日リハビリテーションを提供します。
人工股関節術後の患者様の例
6:00 | 7:30 | 9:00 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 13:30 | 14:30 | 18:00 | 21:00 |
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起床 | 朝食 | 理学 療法 |
入浴 | 自主 トレ 30分 |
昼食 | 理学 療法 |
自主 トレ 30分 |
夕食 | 就寝 |
※患者様の状態と予定に合わせてリハビリテーションを行っていきます。
入院から退院までの流れ
股関節・膝関節の手術をした場合
❶ 患者様の入院(手術日の前日に入院)
❷ 入院日に理学療法士が身体の状態を確認
❸ 手術
❹ 手術翌日からリハビリテーション開始(約2~3週間)
❺ 退院
❻ 必要に応じて外来リハビリテーションを実施
肺炎などの内科的疾患によって体力が低下した方、脳卒中、飲み込みの障害の場合
❶ 患者様の入院
❷ リハビリテーション開始
❸ カンファレンス実施(患者の状態今後の方針やリハビリテーション内容を決定していきます)
❹ 退院が決定したら、カンファレンス等で退院に向けての準備を行います。
(リハビリテーションの継続や住宅改修、施設関係者との話し合い、福祉用具の購入等)
※退院に関しては医師や看護師、相談員と密に連携を取ったうえで決定します。
(リハビリテーションの継続や住宅改修、施設関係者との話し合い、福祉用具の購入等)
※退院に関しては医師や看護師、相談員と密に連携を取ったうえで決定します。
❺ 退院(自宅退院・施設退院)
❻ 必要に応じた外来リハビリテーション等を行います
一般病棟では、股関節・膝関節の人工関節置換術や肩・手に対する手術、骨折などの術後急性期の患者様が多く入院しています。また、脳血管疾患や内部疾患の患者様もいらっしゃいます。私たちが今まで培ってきた知識・技術だけでなく、学会や研修会で最新の情報を取得し、患者様に合ったリハビリテーションを提供できるように常に心掛けています。
患者様に関わる全てのスタッフが一丸となってチーム医療を実現しています。
急性期リハビリテーション 理学療法士