スポーツリハビリについて

スポーツリハビリとは

患部の治療だけでなく、そのスポーツを遂行するために必要な身体機能やスポーツ動作の改善を図ります。そのために必要なリハビリプログラムを作成し、競技特性に応じたトレーニングを行っていきます。また、故障の多くは、ある特定のスポーツ動作を繰り返す中で、身体の一部分に負担が集中してしまうことが原因となっています。

なぜ、身体の一部分に負担が集中してしまうのか?
全身のバランス(故障箇所とそれ以外の関係性)、スポーツ動作という動きの中から考え、故障の原因を解明し、適切なリハビリを行います。

当院スポーツリハビリの方針

スポーツ選手にとって一番辛いことは、故障や怪我によって、満足のいくプレーが出来ないことだと思います。以前は簡単に出来ていたことが、故障や怪我のために出来ない。あるいは、質が落ちてしまったなど。重症になると、まともに練習もできない状態になってしまいます。当院のスポーツリハビリでは、そんな悩みを抱えている選手の方々が満足なプレーをできるよう全力でサポートします。「このプレーのこういう時に痛い…」「このプレーのこの時の感覚がおかしい…」など様々あると思いますが、理学療法士がその原因となる、身体機能(関節・筋力・バランスなど)やスポーツ動作における動きの問題を突き止めることで、根本的な改善を目指します。

部活をしながら通えるように時間は調整します。

例1)
高校1年生で野球のピッチャーをしていますが、右肘が痛くて思うように投げられません。以前は少し休めば痛みがひいて投げられましたが、今は休んでも痛みがとれません。

シーズンオフであり、重要な大会までは時間がある。まだ1年生で将来性を考えると、しっかりと身体機能やスポーツ動作における問題を解消し、再発しないようにすべきである。
→ 通常プランで安全に着実に身体機能とスポーツ動作の改善を図っていきます。

例2)
高校3年生でサッカーをしています。3週間前に試合で膝をひねってしまい、痛みが出て思うようなプレーができません。大事な大会が控えており、何としてもケガを治して出場したいです。

シーズン中であり、3年生で重要な大会が近づいている。何としてでも出たい。
通常プランよりも早く復帰する必要がある。
→ 身体機能的には60%レベルだが、何とか70%レベルには早期に到達できる。テーピングをすれば、痛みが減り何とかプレーできる。 → 目標時期に合わせたプラン作成

選手の目標達成のために全力でサポートしていきます!絶対にあきらめません!
当院では、スポーツ専門医と理学療法士が密に連携をとり、競技特性に応じた機能改善やトレーニングも行います。また、競技パフォーマンスの向上や障害予防を目的にスポーツ現場でのサポート活動も目指していきます。

具体的にどのようなことを行うか

リハビリテーションの内容

リハビリスタッフ

スポーツリハビリテーション主任 山田 達也(やまだ たつや)

山田 達也(やまだ たつや)

スポーツリハビリテーション主任
スポーツ経験:ソフトボール、野球、サッカー

私は右膝を2度、右肩を1度手術した経験があります。
いずれも、スポーツ中の怪我ですが、復帰するまでに大変苦労しました。その際にリハビリの重要性を強く感じ、自身も理学療法士となり、スポーツ選手をサポートしていくことが目標となりました。
スポーツ選手にとって、怪我で思うようにプレーできないことほど辛いものはありません。私にとって「スポーツと怪我」は重要なキーワードであり、放ってはおけません!担当する選手には、目標達成のために全力でサポートしていきたいと思います!
またいろいろな悩みを抱えている選手も多いと思われますが、そのような悩みにもアドバイスができると思いますので、何でもご相談ください。

リハビリ時間

月曜~土曜

 
午前
午後

※受付時間: 8:30~18:00
※診療時間: 8:40~ 時間帯はご相談に応じます