外来リハビリテーションとは
手足などに痛みを抱えている方や、脳血管疾患後で日常生活に不自由を抱えている方を対象とし、痛みの無い生活や日常生活動作を行いやすくすることを目的に通院でリハビリテーションを行なっております。
人工関節術前術後や当院回復期病棟退院後のリハビリテーションも行っております。
どのような方がリハビリテーションを利用されている?
腰痛、五十肩、膝、股関節疾患、脳血管疾患など様々な方がリハビリテーションを受けています。
リハビリテーションの種類
リハビリテーションには、理学療法・作業療法・言語療法があります。
膝が痛くて歩けない 腰が痛く、重い物を 持てない |
理学療法士肩・腰・足の痛みを運動療法やマッサージ、物理療法などにより改善し、「起き上がる」「立ち上がる」「歩く」などの動作練習を行います。 |
---|---|
手指が動かしにくく、調理・食事に時間がかかる | 作業療法士運動療法やマッサージ、物理療法などにより手指・肩の痛みを改善し、調理、食事、掃除などの活動に必要な動作の練習を行います。 |
話す・聞くなどに問題がある、飲み込みにくさがある | 言語聴覚士コミュニケーションの問題に対し、話す、聞くなどの練習を行います。また、むせこみなどに対し、食べること、飲みこむことの練習を行います。 |
※言語療法では、小児に対しての相談・支援を行っています。ことばを間違って覚えて発音してしまう機能性構音障害、自閉症などの発達障害と診断された幼児・児童に対しての発達相談・支援を行っております。
言葉の教室
言葉の発達やコミュニケーションのあり方などの不安や悩みを感じている幼児や児童、保護者に対して訓練や相談等を行っております。
リハビリテーションの時間と頻度
医師の指示内容や症状により異なりますが、1回40~60分、週1~2回程度で行うことが多いです。
外来リハビリテーションの受付時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8:40~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 休 |
13:30~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 休 |
- ❶ 医師の処方に応じて予約をします。
- ❷ 担当スタッフが予約制でリハビリテーションを行います。
- ❸ 予約の方法については、リハビリテーション毎に患者様とスケジュールを相談して、決めていただきます。
外来でよく使用する機器について
干渉波
高周波電流を使用し、筋肉の収縮によるリラクゼーション効果や筋力アップ効果を得ることができます。
超音波
超音波により筋肉・腱・靭帯などの硬さや痛みを改善します。
ホットパック
患部を直接温めることで、痛みや血流の改善や筋肉などの軟部組織の柔軟性を高めるために使用します。
アクリルコーン
握りやすい円錐の形をしたカップを握ったり、離したり、高く積み上げることで、肩から指先までの運動をします。
当院の外来リハビリテーションでは、肩・股関節・膝関節を専門としたドクターがそれぞれ在籍しており、各疾患に対して専門的なリハビリテーションを実施しております。
また、当院で手術された患者様の術後リハビリテーションも積極的に行い、術後のフォローも行っております。
子どもから高齢者、スポーツ選手まで幅広い層に対応しております。
外来リハビリテーション 理学療法士