看護科では、患者様とご家族が日々の生活に“安心”を感じていただけるよう、細やかな看護に取り組んでいます。特に、医師をはじめとする各スタッフとのコミュニケーションを大切にし、患者様についての情報を互いに共有して業務に生かすことで、より良い看護をご提供できるものと考えています。現在、リハビリテーション部門との協力体制にも力を入れ、患者様の「できること」を大切に、効果的な回復に向けてサポートしています。

リハビリテーション科には、理学療法士（PT）、作業療法士（OT）、言語聴覚士（ST）、柔道整復師が常勤し、外来および入院患者（一般83床・回復期リハビリテーション45床）への疾患別リハビリテーションを実施し（運動器・呼吸器リハ・脳血管リハⅠ算定）、さらに、退院された患者様への在宅支援を行っています。

私たち薬剤師の主な業務は、薬剤管理指導です。安心して服薬していただけるよう、調剤した薬の飲み方や副作用などの情報を患者様、またはご家族の方に直接、説明しています。説明する際は、患者様やそのご家族のできるだけ分かりやすい言葉で説明し、服薬の意義を理解していただけるよう努力しています。各部門と情報を共有し、相互作用等の確認もさらに努めていきます。

レントゲン写真は、医師が患者様の病状をみる際の重要な判断材料となります。撮影する部位によっては、患者様にとって無理な体勢での撮影となる場合があります。患者様の状態を考慮して、なるべく楽な体勢で、しかしながら良い写真が撮れるよう努めています。また、スピーディな撮影、分かりやすい言葉遣い、お体の不自由な方への手助けなどを大切にしています。

臨床検査とは、患者様の診断や治療のため検査データを収集することです。臨床検査科では超音波検査、心電図検査など、患者様の体に直接触れて行う生理検査を中心に行っています。円滑に治療を行えるよう外来、病棟から依頼を受け検査しているほか、健診センターで人間ドック、一般健康診断など必要な検査を行い健康づくりをサポートしています。臨床検査技師と他部門が協力し、より正確なデータ取得と、安心して受診できる環境づくりに努めております。

私たち栄養科は、患者様一人ひとりの食事管理・栄養計画、毎日の食数管理を主な業務としています。入院されている患者様にとって、食事は大きな楽しみでもあります。患者様のことを思いながら、日々、心を込めておいしい食事をご提供できるよう努めています。食事は体力の源ですので、残さず食べていただくことも重要です。患者様に応じて食べやすい状態に加工したり、食事時間に病棟を訪問して食事の様子を確認したり、患者様の体調や食事量について看護師に確認するなどして、患者様の食事管理にも努めています。

来院される方がまず立ち寄る受付は、「病院の顔」でもあります。私たち医事課スタッフは、訪れる方に安心を感じていただけるよう、明るく、そして親切に接することを心がけています。ご不明な点などありましたら、お気軽にお尋ねください。仲良く明るい医事課スタッフがお待ちしています。

私たち総務課は、各医療スタッフが高いレベルの医療を患者様に提供できるよう、病院運営の基盤づくりに注力しています。昨今、医療を巡る環境は大きく変化しています。この流れを的確に理解し、医療を継続して提供することが重要だと考えます。病院は「サービス提供の場」であるという認識を持ち、患者様の声を捉え、ニーズに応えられるよう、これからも努めていきます。

私たち送迎業務スタッフは、ご自宅から病院までの無料自宅送迎「すいっと」および無料巡回送迎サービス「ぐるり」を運行し、定期的な通院のサポートを行っています。安全運転に努めるだけでなく、乗り降りの際は周囲に注意するなどして、安心してご利用いただけるよう努めています。

私たちクリーンキーパーは、院内の環境整備を行っています。環境整備は、より良い医療の提供にもつながります。患者様をはじめ来院される方が快適に、そして安心してお過ごしいただけるよう、清潔感のある環境の維持に努めています。