安心からはじまるクオリティ・オブ・ライフ《生活の質》を高める医療を。

北水会記念病院

029-303-3003受付時間 8:30~17:00
日曜・祝日・休診日を除く

スポーツ整形

スポーツ外来では、スポーツ中に受傷する外傷(脱臼、捻挫、骨折、靭帯損傷など)と障害(野球肩・肘、テニス肘、ゴルフ肘、ジャンパー膝、ランナー膝など、スポーツ中の繰り返し動作で生じるもの)が対象となります。
スポーツ専門医の診察で、保存的治療(薬・注射・リハビリなど)と手術的治療の中から、最適な治療方法を選択して、故障や怪我からの競技復帰を図ります。

スポーツ整形について
  1. 当院スポーツ整形外来の方針
  2. スポーツ選手をサポートする体制の強化
  3. よくあるご質問
  4. 医師紹介

1. 当院スポーツ整形外来の方針

スポーツ専門医による診断治療

スポーツ特有のケガは、一般の整形外科的傷害と異なることがあり、その診断・治療はスポーツ専門医の診療が重要となります。当院のスポーツ整形外来医師は、日本体育協会スポーツ認定医日本整形外科学会スポーツ認定医ですので安心してお任せください。

リハビリテーションに重きをおいて

投球フォームの改善

治療においては、大きく分けると保存的治療と手術的治療に分かれます。保存的治療は、薬による治療、注射による治療、リハビリテーションによる治療などであり、手術的治療は、文字通り、外科的手術を行い損傷した組織を修復する治療となります。手術的治療を行った後にもリハビリテーションは重要な治療要素となります。つまり、手術的治療というのは、スポーツ障害の治療における選択肢の一つであり、手術だけが良ければすべて上手くいくということではないことになります。当院の治療は、保存的治療、手術的治療後ともに重要となるリハビリテーションに重きをおいています。

2. スポーツ選手をサポートする体制の強化

スポーツ選手が故障・怪我から復帰するためには、病院内で治療するだけでは不十分です。選手の状態を把握し、医学的なサポートを実行するためには、現場の監督・コーチの理解も必要です。また、監督・コーチの考え(チーム事情)も加味しなければなりません。当院では、医師・理学療法士と選手・監督・コーチの相互理解と情報の共有を図るべく、密に連携をとっていきます。

3. よくあるご質問

  1. 1. 保険はききますか?

    社会保険・国民健康保険・老人保健・労災など各種保険に対応しています。

  2. 2. 学校の部活があって、遅い時間でないと行けないのですが、リハビリしてもらえますか?

    18:00までに受付していただければ、大丈夫です。
    12:00以降のお昼の時間帯もご相談ください。

  3. 3. リハビリだけお願いしたいのですが…

    他院で手術を受けた後、自宅の近くでリハビリをするように勧められることがあります。
    当院には、専門の理学療法士が多数在籍しています。安心してお任せください。
    まずは当院医師の診察を受けてください。その際「スポーツリハビリ希望」とお伝えください。

  4. 4. マンツーマンでリハビリを受けることができますか?

    当院は、担当制で個別にしっかりと治療時間を設けております。
    また、スポーツリハビリ専門のスタッフがいますので、ご安心ください。

  5. 5. 部活で怪我をしました。大事な大会を控えていて出場できるか心配です。どうしたらいいでしょうか?

    まずは、当院のスポーツ外来を受診してください。スポーツ専門医による的確な診断の上、競技復帰の時期を決めます。理学療法士が競技復帰までのプランを作成し、選手の状態やチーム事情も考慮して、リハビリを進めていきます。原則として大会に間に合うように全力でサポートいたしますが、時には勇気を持って大会を断念することが大切な場合もあります。まずはご相談ください。

  6. 6. MRIをすぐに撮ってもらえますか?

    当院ではほとんどの場合、当日でもMRIを撮ることは可能ですが、ごくまれに予約が埋まっていることもございます。まずは、電話でご連絡ください。

  7. 7. 野球で肩を故障してから、肩に痛みが出て思うように投げられません。故障してから時間が経っていますが、なかなか治りません。どうしたらいいでしょうか?

    当院の笹沼医師は、スポーツ専門医であり、肩・肘が専門です。
    また、野球医療サポート栃木の代表もつとめていますので、安心してお任せください。

  8. 8. バスケットで膝を怪我しました。練習はしていますが、膝が抜けるような感じがして心配です。

    靭帯断裂の可能性があり、治療に長期間要する可能性があります。
    当院にはプロバスケットボールのチームドクターを務めている医師も居りますので、まずは外来受診し、最適な治療法を見つけましょう。

  9. 9. サッカーで何度も捻挫をしており、足首の痛みがずっと続いています。

    いわゆるフットボーラーズアンクルという症状と思われます。
    時間をかけてリハビリをする必要性もありますので、まずは当院スポーツ整形外来を受診してください。

4. 医師紹介

青山 広道(あおやま ひろみち)

診察曜日:月曜日、木曜日PM、土曜日AM
専門分野:肩・肘・手の外科、スポーツ外傷
経歴:1999年 滋賀医科大学卒業、東京医科歯科大学整形外科学教室入局、2019年船橋整形外科病院肩・肘関節センター国内留学
日本整形外科学会専門医、日本手外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ認定医

笹沼 秀幸(ささぬま ひでゆき)

診察曜日:第2・4土曜日AM
専門分野:肩関節・肘関節、スポーツ整形
経歴:1999年 自治医科大学卒業、2012年 自治医科大学大学院卒業、船橋整形外科病院 肩・肘関節センター国内留学、日本整形外科学会専門医 医学博士、日本体育協会公認スポーツドクター、白鴎大学ラグビー部チームドクター
日本体育協会スポーツ認定医、日本整形外科学会スポーツ認定医、野球医療サポート栃木代表

山口 玲(やまぐち れい)

診察曜日:水曜日PM
専門分野:膝、スポーツ外傷
経歴:2005年 昭和大学医学部卒業、2007年 東京大学医学部付属病院整形外科学教室入局。
関東労災病院などを経て、2015年 稲波脊椎・関節病院所属。
関東労災病院所属時代にはプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」チームドクター、その後バスケットボール男子日本代表チームドクターを経て現在に至る。

飯島 裕生(いいじま ゆうき)

診察曜日:第1・3土曜日
専門分野:手外科、上肢外科、スポーツ整形
経歴:2004年 山形大学卒業、2014年 自治医科大学大学院卒業。
日本整形外科学会専門医 医学博士、日本体育協会公認スポーツドクター、野球医療サポート栃木メンバー

※ 都合により代診になる場合がございます。