マルチスライス80列CT(コンピュータ断層撮影)

当院のマルチスライスCTは、1つの検出器の幅が0.5mmと薄く、それを80列並べることにより、高精細な立体画像が短時間で撮影できます。
以前は30秒ほど必要だった息止めも(心臓CT検査の場合)、10秒ほどに軽減されています。撮影した画像にAiCE(AI技術によるディープラーニングを用いて設計された画像処理)を使用することで、少ない放射線被ばくで高画質な画像を提供することが可能です。

製品名(メーカー):Aquilion Serve(Canon)

1.5テスラMRI(核磁気共鳴診断)

MRIとは、強い「磁気」とFMラジオに使われるような「電波」を用いて体内の画像を得る画像診断装置です。
AiCE(AI技術によるディープラーニングを用いて設計された画像処理)を搭載しており、撮影時間の短縮と、ノイズの少ない高精細な画像を提供することが可能です。
Pianissimo Zenという静音技術により、従来のMRI装置に比べて静かな検査音を実現し、患者様がリラックスして検査を行うことが出来ます。

製品名(メーカー):Vantage Gracian(Canon)

マンモグラフィ(乳房X線撮影装置)

マンモグラフィとは、乳房専用のX線を用いて、乳房内の病気を調べる装置です。触診では分からない、小さな石灰化を有し腫瘤を形成しない乳がんの発見を得意とします。乳房を上下・左右に挟み、できるだけ薄く引き延ばして検査します。
当院のマンモグラフィは患者様に優しい、フラットパネル搭載マンモグラフィ装置で検査を行っています。
フラットパネルディテクタにより、少ないX線量で高精度な画像を撮影することができ、高い病変描出能力をもっています。

製品名(メーカー):Senographe Crystal Nova(GE healthcare)

骨密度測定装置(X線)

当院では全身スキャンも可能なマルチスライス方式の骨密度測定装置を導入しました。骨粗しょう症の診断および治療効果の判定に最も多く使用されているDXA法(二種類の異なるエネルギーのX線で骨成分だけを測定するw方法)を用いているため、高精度に骨量、骨密度の測定ができます。さらに、通常のX線撮影に比べ、患者様の被ばく線量を大幅に低減しています。

製品名(メーカー):PRODIGY(GE横河メディカルシステム製)

透視診断装置(X線)

上部消化管の胃バリウム検査をはじめ、食道や十二指腸等の検査を行っています。テレビシステムにより、体内の高画質デジタル画像をリアルタイムで観ることが可能です。CTの画像再構成法とデジタル画像処理を融合させた装置で、高画質でありながら、患者様の被ばく線量を低減しています。

製品名(メーカー):FLEXAVISION FD ZuD-L40(島津製作所製)

超音波検査装置(エコー)

超音波検査装置とは、超音波を用いて体内の形状、性状または動態を可視化する装置です。入射した超音波の反射音の戻ってくる時間によって深さが、強さによって明暗が変化します。この変化をコンピュータ処理し 画像表示します。当院では、上腹部(肝臓・すい臓・胆のう・脾臓・腎臓)の検査に活用しています。

製品名(メーカー):Aplio400(東芝製)
          ARIETTA70(日立製)